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イーソル/指定伝票発行プリンタの新機種を発売

2015年06月23日/生産

イーソルは6月23日、多様な指定伝票への高速印字が可能な指定伝票発行プリンタ「PS-9010」を開発し販売を開始したと発表した。

<指定伝票発行プリンタ「PS-9010」>
20150623esol - イーソル/指定伝票発行プリンタの新機種を発売

イーソルは、PS-9010と、ハンディターミナル「eSOL Geminus(ジェミナス)シリーズ」および指定伝票発行システム「伝ピュータシリーズ」をパッケージ化して提供する。

在庫管理や売上実績データの基幹システムとのデータ連携が容易な設計で、ユーザの販売管理業務をトータルでサポートする。

PS-9010は、単票や連続帳票、手書き用、カスタマイズされた取引先指定伝票など、さまざまなフォーマットの伝票に正確に印字できる。伝票の厚さを自動検知する「紙厚センサー」により複写枚数の多い伝票でも、自動調整してクリアな印字を実現。

また車載用途を考慮し、カーバッテリーを保護するオートパワーオフ機能を備え、車内温度が上がる日中でも耐え得る設計となっている。エンジン停止中でも伝票発行が行え、ハンディターミナルとの通信にはBluetooth(R)を採用し、コネクタ損傷や接触ミスによるデータ欠落などのトラブルを未然に防ぐ。

イーソルは、在庫・売上実績などの各種データ管理や基幹システムとのデータ連携を支援するソフトウェア「伝ピュータシリーズ」とハンディターミナル「eSOL Geminus」を、PS-9010と合わせて「指定伝票発行システム」として提供している。

指定伝票発行システムでは、マスタデータやトランザクションデータの管理や、伝票フォーマット管理、日報作成など、販売管理に必要な機能を実装。eSOL Geminusは、-30℃でも使える耐環境用のPS-9020と常温用のPS-8020が対応しているため、業務の用途やシーンに合わせて選択できる。

指定伝票発行システムは、1979年に販売を開始して以来、アイスクリームやハム・食肉などの食品卸業界で多数の採用実績がある。イーソルは、長年蓄積してきた知識・ノウハウを活用し、ユーザの販売管理業務の運用フローに応じたソフトウェアのカスタマイズや、システム構築の提案も行う。

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