いすゞ自動車は7月23日、国土交通省にエルフのリコールを届け出た。
不具合の部分は燃料装置(サプライポンプ)。
小型トラックの燃料噴射装置において、サプライポンプをエンジンに取付ける締付指示が不適切なため、締結力が不足しているものがある。
そのまま使用を続けると、サプライポンプ取付けボルトの締結部が緩んで振動が増大し、最悪の場合、燃料パイプが亀裂し、燃料が漏れるおそれがある。
全車両、サプライポンプ締結部の点検を行ない、緩んでいる場合はエンジンを良品に交換、緩んでいない場合は増締めを行う。
リコール対象車の台数は計9万7086台。不具合の件数は90件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001097850.pdf