経済産業省が7月31日に発表した6月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1401万kl、前年同月比2.5%減となった。
輸入量の多い順に、アラブ首長国(454万kl、前年同月比24.2%増)、サウジアラビア(410万kl、7.8%減)、ロシア(129万kl、26.7%増)、カタール(126万kl、11.9%増)、クウェート(107万kl、11.9%増)、となっている。
中東依存度は82.3%、前年同月に比べ0.3ポイント増と2か月連続して前年を上回った。
燃料油の在庫は965万kl、前年同月比4.4%増と2か月連続して前年を上回った。
油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油及びA重油は前年同月を上回ったが、B・C重油は前年同月を下回った。