日本通運は8月11日、日通国際物流とタイ日本通運が、7月1日から中国・昆明とタイ・バンコク間をつなぐ新しい陸路チャーター輸送サービスの提供を開始したと発表した。
昆明で40フィートコンテナに積み込み、中国日通の車両でラオス国境まで陸上輸送し、中国/ラオス間で通関後、タイ日通の車両にコンテナごと積み替え、そのままラオス国内を通過する行程。
タイ日通の車両にコンテナを積んだまま、ラオス/タイ国境で通関、バンコクまで、一度もコンテナを開けることなく陸上輸送する。
従来の海上輸送では2週間以上要していた昆明~バンコク間のDoor to Doorサービスを最短4日間と大幅に短縮した。
昆明でコンテナに積み込み、コンテナのままバンコクまで一貫輸送するため。荷物の積み替え作業がなく、ダメージリスクを低減する。海上輸送に比べ船の運行スケジュールによる制約がなく、柔軟な輸送対応が可能となる。