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サトーHD/オーストラリア医療用保冷メーカーがサトーのRFID技術採用

2015年09月01日/国際

医療分野向け自動認識ソリューションを提供するサトーヘルスケアは9月1日、独自のPJM RFID技術が、オーストラリアの医療用保冷システムメーカー最大手であるAGR社が販売する血液保冷庫に採用されたと発表した。

採用されたPJM RFIDは、積層状態の600個のタグも1秒(通常のICタグの1/10の読み取りスピード)で読み取りできるRFIDで、現在世界中で販売されているRFID技術の中でも、世界最速の通信速度と最も信頼性の高い読み取り精度を有している。

PJM RFID技術を発明したMagellan Technology社から、2013年12月に事業を譲受したサトーグループのSATO Vicinity社が、同技術の研究開発を続けており、サトーヘルスケアをはじめとしたグループ会社で販売している。

なお、PJMとはPhase Jitter Modulationのことで、一般的にRFIDの弱点とされる「重ね読み」「金属」「水」の影響に強く、専用のトンネルリーダーを使うと600個のタグを1秒で読み取ることができる高速・高精度なサトー独自のRFID技術。

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