三共製作所は9月7日、ベトナム・ハノイ近郊の第二タンロン工業団地に進出を決め、工場を建設すると発表した。
<第二タンロン工業団地の位置図>
コスト競争力強化と海外市場での拡販、部品、完成品メーカーの生産拠点に密着したサービス体制構築を目的に、コスト面や周辺産業の成熟度度合い、労働の質の高さから、ベトナム北部、ハノイ近郊への進出を決めた。
製造予定製品は過負荷保護装置、ATCユニット(工作機械関連製品)としている。
2016年度中には、工場を完成させ、トルクリミッタ(トルク遮断装置)やツールチェンジャ等の生産を開始し、今後5年で1000万米ドルの売上を目指す。