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ラッカスワイヤレス/新しいコントローラーレス・アーキテクチャを発表

2015年10月20日/国際

Ruckus Wireless(ラッカス)は10月20日、新しいコントローラーレスWi-Fiアーキテクチャを採用したアクセスポイント「Ruckus Unleashed」を発売した。

小規模ビジネスユーザーのWi-Fiパフォーマンスを最大50%改善するとともに、所有コストを削減する。Ruckus Unleashedでは、コントローラーやアクセスポイントライセンスが不要となるため、初期投資額は大幅に減少する。

セットアップも簡単。顧客は、シンプルなウェブインターフェースを利用し、わずか60秒で必要な設定を完了できる。

Ruckus Unleashedは、事業の継続的な成長、優れたカスタマーエクスペリエンスの提供、最低限のITスタッフで多様なモバイルデバイスをサポートしつつもコストは抑制したいという、小規模企業の経営者の課題に応えることを念頭に設計されている。

小規模企業(全世界約6500万社)は、全世界の労働力(7億人)の半数以上を雇用すると共に、世界経済の成長を牽引し続けている。SMBグループの調査によれば、小規模企業のリーダーの60%が、モバイルソリューションは自社の事業に不可欠であると考えている。

ラッカスのダン・ラビノヴィッチ最高執行責任者は「Ruckus Unleashedアクセスポイントは地域の小売店、コーヒーショップ、レストランなどに対し、総所有コストを最小化しつつも、顧客や従業員に高品質のWi-Fiエクスペリエンスを提供するための機会をあまねく提供する。ラッカスは、小規模企業の経営者が高いパフォーマンスのWi-Fiを手頃な価格かつシンプルな設定と保守で利用できるお手伝いができることを大変うれしく思う」と述べている。

ラッカスは、Ruckus Unleashed アクセスポイント製品として、ZoneFlexTM R500 UnleashedとZoneFlex R600 Unleashedの2機種を市場導入した。これらのUnleashed版アクセスポイントは、標準のR500、R600に類似しているが、顧客は追加費用なしでコントローラー機能を入手することができる。

これらアクセスポイント製品は、より広い範囲で業界最高のWi-Fiパフォーマンスを提供するとともに、最大512台のデバイスの同時接続をサポートする。

小売業やホスピタリティーで、Ruckus Unleashedアクセスポイントは、モバイルデバイスを介し顧客や宿泊客と関わる、また顧客宿泊者に対しゲストアクセスを提供するための高速で信頼性の高いブロードバンドWi-Fiを実現する。

経営者は、使いやすいセルフサービス型のインターフェースを通じて、Wi-Fiの利用状況に関する情報を把握できるため、専門のITスタッフに頼ることなく、従業員やユーザーのWi-Fiエクスペリエンスを簡単に最適化することができる。また、企業は、ネットワークニーズの増大に応じて、プラグアンドプレイでWi-Fiアクセスポイントを容易に追加できるため、ネットワークを再設定することなくパフォーマンスの改善ができる。

Unleashedアクセスポイントは、ユーザーアクセス制御、ゲストネットワーク機能、高度なWi-Fiセキュリティ、トラフィック管理など、ラッカスのZoneDirectorTMコントローラーソフトウェアの持つ機能に似たコントローラー機能を提供する。

Ruckus Unleashedアクセスポイントは、単一サイトネットワーク環境で最大25台のアクセスポイントを管理することができる。また、企業が複数の拠点に拡大する場合、同じWi-Fiアクセスポイントを使ってコントローラーベースのWi-Fiへの容易な移行パスを提供する。

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