日本通運は10月27日、日本発メキシコ4都市向けの航空混載サービス、「Mexican Eagle Liner」のうち、特に大きな輸送ニーズのあるグアダラハラ向けを充実させ、新たに「Mexican Eagle Liner （Premium）」として発売を開始したと発表した。
＜従来との比較＞
メキシコへ緊急に輸送する必要がある、というメーカーを中心としたニーズに応えるため、サービスの充実した。
Mexican Eagle Liner （Premium）は、日系フォワーダーで唯一、自社の施設・戦力により転送便に搭載するULD（ユニット ロード デバイス）のビルドアップ作業を実施。詳細な外装チェックや確実な貨物トレースなど、日本品質の輸送を提供する。
従来は経由地であるロサンゼルスの航空会社が行っていた、グアダラハラ向け転送便用ULDのビルドアップ（貨物積み付け）作業を、自社の施設・戦力で実施。航空会社への貨物持ち込み締め切り時刻が後ろ倒しされ、日本～ロサンゼルス間のフライトと同日の転送便への、確実な搭載が可能。
さらに、日通の貨物だけを積んだULDで輸送しているため、グアダラハラ空港到着後、同空港での優先的な輸入通関を実現。要望があれば、自動車メーカーが多く立地する中央高原の主要都市（グアダラハラ、アグアスカリエンテス、シラオ）へ最短で到着当日（輸出翌日）の配達が可能だ。
