阪急阪神ホールディングスが10月30日に発表した2016年3月期第2四半期決算によると、国際輸送事業の売上高は185億9400万円(前年同期比0.6%減)、営業利益は7億1300万円(34.3%減)だった。
国際輸送事業は、海外法人において、東アジア・アセアンで若干弱い動きとなった一方で、米国・欧州では、航空輸送を中心に好調に推移した。日本法人においては、航空輸出の仕入運賃上昇に伴う収
益性の低下に加えて、需要の落込み等の影響により厳しい事業環境で推移した。
そうした中で、今後の成長が見込まれる東アジア・アセアン地域での事業拡大を図るため、インド西部のプーネ、カンボジアのプノンペンに拠点を開設した。また、ロジスティクス事業の強化に向けて、インドネシアに続き、シンガポールにおいても物流倉庫の建設を進めている。
阪急阪神HD/豪州で特定子会社が物流不動産賃貸・開発事業開始