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横浜ゴム/20億円投じ、長野豊丘工場に新建屋建設

2015年11月02日/生産

横浜ゴムは11月2日、ホース配管事業強化の一環として実施する長野県の長野工場統合に向け、10月30日、長野豊丘工場で新建屋の鍬入れ式を行ったと発表した。

新建屋は2016年11月に竣工予定で、長野高森工場の設備を順次移管し、2017年2月までに統合を終了する計画。

工場統合のための投資額は、土地取得、新建屋建設などを含めて20億円。

同社は、建設機械用油圧ホース、自動車用ホースなどを中心とするホース配管事業について、ホース生産を茨城工場(茨城県)、金属継ぎ手の生産ならびにホースと金属継ぎ手のアッセンブリーを長野工場で行っている。

しかし、長野工場は金属継ぎ手の生産を長野高森工場、ホースと金属継ぎ手のアッセンブリーを長野豊丘工場と2工場に分れて行っているため、横浜ゴムは今年7月、長野豊丘工場内に長野高森工場を移転する形で両工場を統合する計画を発表した。

すでに今年上半期までに長野豊丘工場隣接地の取得を終えており、これまで新建屋建設に向け整地・地盤改良工事を進めてきた。

■概要
工場名:長野工場
統合完了予定:2017年2月
事業内容:油圧用ホース金属継ぎ手、自動車用ホース金属継ぎ手の製造油圧用ホース、自動車用ホースのアッセンブリー
所在地:長野県下伊那郡豊丘村河野9100
敷地面積:約4万m2
従業員数:約480名(予定)

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