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日新/4~9月の売上高3.5%増、営業利益39.5%増

2015年11月05日/決算

日新が11月5日に発表した2016年3月期第2四半期決算によると、売上高1035億5100万円(前年同期比3.5%増)、営業利益28億2100万円(39.5%増)、経常利益29億5700万円(45.8%増)、当期利益19億5400万円(133.9%増)となった。

物流事業の売上高は747億7800万円(5.9%増)、営業利益は22億4100万円(58.6%増)となった。

日本では、機械設備・中古車両の輸出海上貨物が堅調に推移したほか、危険品の取り扱いが好調に推移した。輸入海上貨物は、一般雑貨や乳製品等の食品関連貨物の取り扱いは順調に推移した。

輸出航空貨物は、日本発の自動車関連部品の取り扱いは低調に推移した。輸入航空貨物は、円安の影響を受けアパレル関連は伸び悩んだが、医薬品関連貨物や自動車関連の取り扱いが順調に推移した。

国内倉庫では、関東地区・関西地区ともに取り扱い貨物増加により高水準に稼動した。ターミナル事業では、コンテナ船業務は大型船新規航路の開設などにより堅調に推移した。

海外では、米州においては、中西部及び西岸地区において新規顧客向け大型倉庫開設など、今後の展開を睨んだ施設の拡充を図った。また、カナダで新規受注した自動車部品の組立業務、メキシコでの量産部品保管業務などが順調に推移した。

欧州では、自動車イベント関連部品が堅調に推移したほか、ポーランドにおける家具関連の新規顧客開拓が功を奏し収益に貢献した。

アジアでは、期初の北米西岸港湾混乱による航空代替輸送が貢献したほか、混乱収束後においても、好調な米国市場向け自動車関連部品を中心に、航空・海上輸出がともに順調に推移したことに加えて、顧客の新工場稼働に対応してタイ・プラチンブリ倉庫の増設に取り掛かった。

今期よりインドネシア現地法人(PT. NISSIN TRANSPORT INDONESIA)を連結子会社化した。

中国では、北米向け自動車関連部品の輸出が増加したことに加え、電子部品・部材の航空輸出入が堅調に推移し、また新規倉庫業務の開始が収益に寄与した。

通期は、売上高2130億円(4.2%増)、営業利益54億円(15.8%増)、経常利益56億円(9.0%増)、当期利益26億円(6.2%増)を見込んでいる。

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