ホシケミカルズと沖縄ヤマト運輸は11月18日、沖縄グローバルロジスティクスセンター「サザンゲート」（沖縄GLC）内に充填設備を設置し、化粧品業界向けの原材料の調達から充填・包装・物流までのトータルサービスを開始すると発表した。
＜沖縄GLCを基点としたサービス概要＞
沖縄県那覇市で稼働した沖縄GLCを活用し、施設内に充填工場を設置することで、「Made in Japan」ブランドの化粧品の原材料の調達から充填・包装、梱包、輸出入も含めた一貫物流を実現し、化粧品メーカーの海外展開の支援をするとしている。
サービスの概要は、化粧品OEM企業として蓄積したノウハウを活かし、化粧品の輸出入を希望する企業の、OEM製造から出火までを沖縄GLCを拠点としてトータルで化粧品メーカーをサポートする。
海外から調達した原材料を外国貨物の状態で、充填・包装することが可能になり、輸入手続きをすることなく、再び海外へ配送することが可能となる。
国内への配送の際は海外から輸入した商材のローカライズ作業を行い、ヤマトグループの国内ネットワークにスムーズに乗せることが可能となる。
沖縄GLCに予め製品を預かっておくことで、越境ECでの注文に応じたスムーズな個別包装での海外発送も実現できる。
さらに、24時間通関が可能で、深夜も航空機の離発着が可能な沖縄国際物流ハブを活用し、台湾や香港などのアジア各国へのスピード輸送が可能となる。
これにより、化粧品メーカーには、国内外へのスピード輸送が可能となり、越境ECの際にも海外発送が注文に応じてスピーディーに行える。また、「Made in Japan」としてのブランド力で製品を販売することも可能。
消費者には、「Made in Japan化粧品」を個別包装の海外発送でスムーズに購入可能。輸送・輸出入コスト削減で、より適正な価格での商品購入も可能だ。
