インクリメントPは12月3日、法人向け地図API「MapFan API(マップファン エーピーアイ)」をバージョンアップした。
物流や配送システムでの利用の際に役立つ、大型車規制考慮ルート検索とVICSに対応した他、インバウンド向けサービスに最適な多言語マップに新たにタイ・インドネシア語版を追加し、計6言語に対応した。
大型自動車の種別(大型乗用車/大型貨物/特殊大型)・総重量・車幅・車高・危険物有無を指定し、該当する自動車の通行が規制されている道路を回避したルートを検索することが可能となった。
大型自動車が侵入した際に逃げ道がなく、重大な危機につながりかねないトンネル・高架下・橋・アンダーパスの規制情報を考慮したルートが検索される。
現在の対応エリアは、東京都・大阪市・名古屋市の3エリアだが、全国に順次拡大する。
また、VICSよりリアルタイムで提供される渋滞情報と交通規制情報、駐車場満空情報を地図上に表示することが可能となった。さらに、その渋滞情報を考慮したルート検索することもでき、最も早く目的地へ到着するルートを検索できる。
多言語地図のラインアップに、タイ語・インドネシア語を追加。従来の日本語/英語/中国語[簡体字/繁体字]/韓国語と合わせて、6言語7種類の地図を使用できるようになった。
なお、MapFan APIとはウェブサイト・システムに簡単に地図を組み込めるAPI。スポット検索・ルート検索など豊富な機能を備え、地図デザインを選べることが特徴。
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インクリメントP
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