日通商事は12月3日、インドネシア西ジャワ州カラワン県のミトラカラワン工業団地内に、現地で2番目となる「カラワン ロジスティクス・サポートセンター」を11月25日に開設、営業を開始したと発表した。
<カラワン ロジスティクス・サポートセンターのエントランス>
センターは、4.8万m2の敷地に延床面積2万7200m2の高床式建屋(中央車路、事務所等含む)の規模。
多種多様な部品の梱包・配膳作業に適した45~50m幅の作業場と両側接車を実現、合計31基のドックレベラーを装備し、さまざまな車種・車両の搬入や搬出が可能で、自動車部品物流に最適化した施設。
施設の中央部には幅35mの総屋根と作業保管場を兼ねた車路を設けて、スコール等の荒天候時にも安全かつスムーズな荷役作業を可能にしている。
施設内はLEDのほか、天井から外光を取り入れるトップライトを、作業場はもとより車路にも積極的に取り入れ、日中の照明を省電力化し、環境にも配慮した作りとなっている。
ミトラカラワン工業団地周辺は、インドネシア最大の主要貿易港であるジャカルタ・タンジュンプリオク港から東に約70km、自動車と自動車関連メーカーが集積している西ジャワ地区に位置し、多くの工業団地と幹線道路で結ばれ、インドネシア国内の物流の一大拠点となっており、今後一層の発展が期待されている。
日通商事は、アジア地区で自動車産業の多種・多様化するニーズに応えるため、今後も作業品質を高め、事業を展開していくとしている。
■概要
名称:カラワン ロジスティクス・サポートセンター
所在地:インドネシア・西ジャワ州カラワン県 ミトラカラワン工業団地内
(ジャカルタから東に約60㎞・タンジュンプリオク港から約70㎞)
主要業務:輸出入付帯業務全般 (量産梱包・一般梱包・保管・入出庫)
作業保管面積:2万4800m2(中央車路6300m2含む)
延床面積:2万7200m2の高床式建屋(中央車路、事務所等含む)
敷地面積:4万8000m2
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