双日と双日ロジスティクスは12月8日、プレミアム・双日・ロジスティクス(PSL)がミャンマー投資委員会(MIC)から、物流業の投資認可を取得したと発表した。
PSLは双日グループとミャンマーの食品・生活消費財卸売会社のプレミアム・ディストリビューション(PDC)の共同出資会社として、ミャンマーで3温度帯物流事業の操業を開始した合弁会社。
双日は、PDCの親会社でミャンマーの小売・流通分野最大手のシティマート(CM)グループと2013年8月に資本業務提携契約を締結し、以来、CMグループの卸売オペレーションの近代化、海外輸入食品の品揃えの充実化、各種支援を推進している。
また、2015年6月以降はミャンマー投資企業管理局より営業許可を取得したPSL社を通じ、3温度帯物流の営業も開始している。
MICの投資許認可取得に伴い、PSLには不動産の長期リースや外貨送金などの各種規制の緩和や優遇税制が適用される。これによりPSLは経営効率化をはかるとともに、ピザハットをはじめミャンマーに進出する外食チェーンなどへの物流支援を通じて、ミャンマーの食品物流の近代化に大きく貢献していく。
また、タイとミャンマー間の越境物流などの幅広い需要も取り込みながら、顧客へのサービスの更なる向上を目指す。
■PSLの概要
名称:プレミアム・双日・ロジスティクス(PSL)
本社所在地:39(B1), Shwe Pin Lon Housing North Dagon Township, Yangon, Myanmar
設立:2015年4月
出資比率:PDC60% 双日グループ40%(双日、双日ロジスティクス)
事業内容:3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)物流事業