寺田倉庫と誠勝は12月22日、日本古来の文献といった貴重な文書、書籍を裁断せずにデジタル化し、運用、管理、原本保管する新サービス「T-Archive(ティー・アーカイブ)」の提供を開始すると発表した。
「T-Archive」は、 最適な条件で保存・保管する事業を展開する寺田倉庫と、 年間 100 万ページにおよぶ貴重書籍のデジタル化を行い、 クラウド上でデータ管理できるデジタルアーカイブシステムを保有する誠勝の業務提携により誕生。
書籍を裁断しない高度なスキャニング、高精細拡大機能、閲覧・共有環境の設定が可能なアーカイブシステム、原本保管までをワンストップで提供する。
来春をめどにシステムの英語対応、公開可能なデータをスマホより閲覧できるアプリを拡充予定。
両社はこのサービスを通じて貴重書籍や重要文化財の価値を未来に繋ぎ、文化、芸術の発展に貢献することを目指すとしている。