日本通運は12月25日、タイ日本通運がタイ中部チョンブリー県に「レムチャバンヘビーイクイットメントロジスティクスセンター」（LHELC）を12月17日に竣工したと発表した。
＜レムチャバンヘビーイクイットメントロジスティクスセンター＞
LHELC周辺には多数の工業団地があり、タイ国内でも有数の製造業の集積地。レムチャバン港からは5㎞という立地と工業地域へのアクセスを生かし、輸入原料の保管から配送、製品の輸送まで一貫した物流サービスを提供する。
LHELCの貴重品倉庫には、スチールコイルや鋼材の保管のため、30ｔクレーン、20tクレーンをそれぞれ1基ずつ設置している。
タイ日通では、約30台の重量品専用車両を保有しており、新施設ではこの専用車両基地としても活用し、保管施設と一体運用して、オペレーションの効率化を図っていくとしている。
AEC統合を目前に域内の経済活性化が期待される中、LHELCをクロスボーダー陸路輸送商品と組み合わせた、多目的な集約拠点倉庫としても活用していくとしている。
■概要
名称：レムチャバンヘビーイクイップメントロジスティクスセンター
所在地：151/1 Moo 9,T.Tungsukla,A.Sriracha,Chonburi 20230 Thailand
敷地面積：1万4355m2
貴重品運搬車両駐車場：6355m2
重量品倉庫：2816m2（敷地8000m2）
床荷重：15ｔ/m2
クレーン：2基（30t1基、20t1基）
事務所：180m2
