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アビーム/「Intelligent Logistics Center構築支援サービス」提供開始

2016年01月27日/生産

アビームコンサルティングは1月27日、新たなロジスティクスセンターの構築を支援する「Intelligent Logistics Center構築支援サービス」の提供を開始すると発表した。

<Intelligent Logistics Center構築支援サービスの概要>
20160127abeam 500x260 - アビーム/「Intelligent Logistics Center構築支援サービス」提供開始

同社が考える「Intelligent Logistics Center」は、柔軟性の高いロボットと、人をミックスしたIoT時代のロジスティクスセンター。

ロジスティクス領域だけでなく、バリューチェーン全体のプロセス改革によって物量波動の安定化を図り、さらには最新のロボティクス・IoT、ITソリューションの活用により、パフォーマンス向上、ロジスティクスキャパシティの柔軟化、投資回収短期化を実現する。

「Intelligent Logistics Center構築支援サービス」により、センター運営高度化・効率化企画の立案から設計・構築、運営までを一貫してサポートし、コンサルティングサービスに加えて、各種ソリューションを必要に応じて組み合わせることで、サービス導入効果を最大化する。

提供する代表的なソリューションは、「Butler」はセンター内の棚を自律的に搬送するロボットで、人の作業を代替し、ピッキング作業や商品補充などの作業効率を向上させることが可能。

マーケット変動に併せ柔軟に台数の増減をさせることができる。

Beacon技術を活用し、センター内の人員配置・導線を見える化することで、作業や工程配置のムダを見つけ出し、センター全体の効率化を支援する。

ロジスティクス領域だけではなく、需給計画・生産・購買・販売領域などロジスティクスに影響を与える業務領域を含めてプロセス改革を実現し、物量波動の安定化、庫内作業者の過剰残業や緊急作業の削減、将来予測精度向上による運営安定化に導く。

高精度なシミュレーション分析を行い、Intelligent Logistics Centerの運営設計・設備設計の最適化を支援し、目標スループット実現のために、最適なリソース(ロボット・人・設備)のバランスを検証し、投資対効果の最大化に寄与する。

「WFM(WorkForce Management)」は、アビームコンサルティング独自のソリューションの一つで、物流センター内の情報を統合管理するクラウドサービス。

既存WMSと連携して、ヒト(Butler含む)・モノ・金(コスト)情報のリアルタイム管理を実現し、最新のデータ分析技術に基づくBIソリューション提供により、蓄積されたビッグデータを活用し、さらなるロジスティクスセンター運営高度化・安定化の実現に貢献する。

提供するサービス内容により価格、期間は異なるが、サービス(Butler除く)をトータルで導入いただく場合、目安として価格は数千万円からで、サービス提供期間は4か月程度~を想定しています。今後、ロジスティクスセンターの最適化を目指す企業を中心に初年度で5件の導入を目指している。

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