JR東日本は2月2日、地産品専用の物流を行う新会社を設立すると発表した。
グループの首都圏物流拠点、トラックの空きスペース、高速バスのトランクなどの既存インフラの利活用により、首都圏から遠距離になるほど負担が大きくなる物流費の低減を図り、地産品の首都圏での流通を促進する。
新会社はジェイアール東日本物流、ジェイアールバス東北、東北鉄道運輸の3社が連携して地域活性化物流LLP(出資金出資金200万円)を4月1日に設立する。
地産品を個々の企業が自社便を利用し、最寄りの拠点まで出荷し、ジェイアールバス東北、東北鉄道運輸が首都圏のジェイアール東日本物流の拠点に輸送、配送する。
JR東日本では、首都圏と地域をつなぐインフラや販路を持つグループの特徴を活かし、地域の生産者との新たな連携の仕組みの構築を通じて、新商品の開発、商品の駅ナカ店舗などでの販売など地産品マーケットの拡大にチャレンジするもので、物流分野でも支援策として実施する。
日本郵政、JR東日本/駅の多機能ロッカーでゆうパック受取など施策連携へ