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GLP/千葉県柏市に3.2万m2のセミマルチテナント型物流施設起工

2016年02月02日/生産

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は2月2日、千葉県柏市でセミマルチテナント型の先進的物流施設「GLP柏II」の起工式を行った。

<完成イメージ>
20160202glp1 500x264 - GLP/千葉県柏市に3.2万m2のセミマルチテナント型物流施設起工

<広域地図>
20160202glp2 500x378 - GLP/千葉県柏市に3.2万m2のセミマルチテナント型物流施設起工

<詳細地図>
20160202glp3 - GLP/千葉県柏市に3.2万m2のセミマルチテナント型物流施設起工

GLP柏IIは地上4階建て、約3万2000m2の先進的物流施設で、都心から約30km、常磐自動車道柏ICから約11kmに立地し、近接する国道16号線を利用することで首都圏全域への広域配送と、工業団地内にあることから24時間操業が可能となっている。

マルチテナント/BTS型いずれにも利用できるように開発し、各階の倉庫天井高にバリエーションを持たせた設計となっている。

2階を天井高3.7mの高照度フロアとし、流通加工型物流ニーズに対応する一方、3、4階は天井高を6.5mから最大7.9mとすることで、保管型物流ニーズにも対応できる。

1階のトラック接車部分は、高床バースだけでなく一部低床バースを設けることで、幅広い業種に訴求できる設計となっている。

全館LED照明を採用するなど環境に配慮し、耐震構造でありながら「構造体のたわみ制限」に厳しい数値基準を採用した上で、第三者による監修を導入する事で、人と物の安全性、安心と事業継続性を常に確保する構造となっている。

GLPの帖佐義之社長は、「GLPは現在、千葉県下でこの施設を含め4棟を開発中。物流施設に対する企業のニーズは業種によって複雑に細分化されている。『GLP柏II』は、保管型、流通加工型いずれのニーズにも対応し、小売、食品、アパレル、通販など幅広い業種の企業にさまざまな物流ソリューションを提案している。千葉県内陸部の物流ニーズは底堅いと見ており、『GLP柏II』を通じて、我々は今後も企業に対して付加価値のある物流オペレーション実現の支援をしていく」と述べた。

■ 施設概要
施設名:GLP柏II
所在地:千葉県柏市沼南中央土地区画整理事業地内20街区9-1、9-2、9-4
敷地面積:約1万7000m2
延床面積:約3万2000m2
着工:2016年2月
竣工:2017年1月末(予定)

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