Zepol(ゼポ)は3月14日付で、米国海上コンテナ輸入の2月実績をまとめた。
アジア主要10か国・地域発のTEU(B/L・LoadingPort/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前年同月比26.9%増の123.8万TEUとなった。
前年2月が米国西岸の労使問題からの混雑の影響で大幅減少の月であったことから前年比はその反動と見られるが、2月の輸送量としては2014年実績を上回り過去最多となった。
一方、米国向けコンテナ世界合計は、アジア発に加えて欧州、南米・中南米発とも増加して前月比2.9%、前年比22.0%増の173万TUEとなった。
アジア発の6割以上を占める1位中国の2月分は1月に比べて1.5%増、前年比では24.6%の増加だった。
2位の韓国は前年比50.2%増となり12か月連続プラスを維持した。
3位の香港は12月までは減少続きだったが2月は1月に続き15.9%のプラスだった。
4位の台湾は前月は横ばいだったが、前年比27.5%の増加となった。
5位のシンガポールは10月からマイナスに転じていたが1月に続き2月は18.1%のプラスとなった。
7位のベトナムは85.1%増と大幅増加で、19か月連続プラスで荷受け地ベースでは、アジア発2位に定着し58.9%増となった。
8位のインドは12月に連続プラスが29か月目でストップしたが1月の横ばいから2月は4.2%の増加だった。
9位のタイは前月より7%の減少だったが、2月分は86%の増加だった。
10位のマレーシアの自国分は47.3%増だったが直航分は15%のマイナスだった。
6位の日本発(直航分)は前年2月の反動で31.%増、韓国経由TS分も92%増となった。
アジア発直航分に対する、米国主要港の動きも前年2月が西岸港の労使問題から大幅減少となった反動として、2月はシアトルを除いて東西各港ともに二桁の増加を示した。
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ZepolJapan
南石正和
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