JICA/ジブチに12億円の無償資金協力贈与、道路整備機材供与

2016年05月17日 

国際協力機構(JICA)は5月15日、ジブチ共和国政府との間で「道路管理機材整備計画」を対象として12億3900万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結した。

ジブチ設備運輸省道路局(ADR : Agence Djiboutienne des Routes, Ministre de l’Equipment et des Transport)に対して道路整備機材と維持管理用資機材を供与することで、道路維持管理体制・能力の向上を図る。

ジブチでは近年、ジブチ港を外港とする隣国エチオピアの高い経済成長の影響もあり、新港の建設や鉄道の敷設等、複数の大型インフラ整備が進められている。

それらのインフラ整備や物流を支える陸上輸送手段は道路輸送に依存しており、交通量の急増による幹線道路の劣化が進行している。

ジブチ市街地道路も小規模工事用の道路維持管理機材の不足等から維持管理が十分なされておらず、都市内道路状態の悪化が課題となり、バス運用の不安定化や砂塵の発生など、市民生活にも悪影響が出ている。

この事業において、ジブチ設備運輸省道路局のジブチ市内と地方の維持管理基地3か所に対して道路整備機材と維持管理用資機材を供与することにより、主要幹線道路や市街地バスルートの整備を促進し、輸送の安定化や利便性の向上に貢献する。

道路整備工事や供与予定の機材とスペアパーツの機材管理に関する技術指導等も併せて実施することで、ソフト、ハードの両面から設備運輸省道路局の道路維持管理能力がより強化されるとともに、陸上交通が円滑化し、持続的な経済発展に寄与することが期待されている。

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