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ヤマト運輸/宮崎で客貨混載

2016年06月01日/SCM・経営

ヤマト運輸は6月1日、宮崎交通と関係地方自治体(宮崎県、延岡市、高千穂町、日之影町、諸塚村、日向市及び美郷町)と連携し、「客貨混載」を開始したと発表した。

<バスの外観>
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<荷台スペースの写真>
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<拡大路線図>
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過疎化や高齢化が進む中山間地域でのバス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的として、宮崎県の県北に位置する延岡市-高千穂町、 諸塚村-日向市を結ぶ2路線で「客貨混載」を開始した。

宅急便を積載するため、 中央部に荷台スペースを確保した路線バスを計4台(2路線で2台ずつ)導入し、客貨混載専用のバスと分るように「ヒト・ものハコぶエコロジーバス」と銘打ったラッピングを施した。

客貨混載によるメリットとして、地域のバス路線網が維持され、安定的に路線バスを利用できることで、病院やスーパーなど多様な施設へアクセスでき、 生活基盤の維持・向上につながる。

高千穂町から県内全域、延岡市から高千穂町へ宅急便を当日中に送ることができるようになる。

ヤマト運輸のSDが諸塚村と美郷町に滞在できる時間が増えるため、 当日発送の集荷締め切り時間が15時から17時まで延長されるなど、宅急便のサービスをより便利に利用できるようになる。

<左から宮崎交通の菊池克賴社長、宮崎県総合政策部の野口和彦総合交通課長、高千穂町の興梠高彦副町長、延岡市の首藤正治市長、日之影町の工藤裕士副町長、ヤマト運輸 の柴田哲也宮崎主管支店長>
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