日本通運は6月7日、全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)がシンガポールで6月11日に開催する熊本フェアをサポートすると発表した。
日通は天草漁港から、JF熊本漁連・天草漁協が水揚げした鮮魚を熊本空港から成田空港を経由し、シンガポールの店舗まで、一貫輸送を行う。
鮮魚の梱包には、-1℃前後、塩分濃度1%の特殊な雪状の氷で魚体を包み込む事で酵素分解を抑え、長時間高鮮度を保持する「sea snow」を日通が無償で提供する。
JF全漁連はシンガポールに開設した「レストランJF KANDA WADATSUMI(JF全漁連グループ初の海外アンテナショップ)」で、日本の海産物の認知度アップと輸出増加を目指し、月ごとにフェアを開催している。
6月は震災復興支援の一環で、熊本フェアを開催し、6月11日には、鮮魚の料理方法指導や、試食会、商談を行う。