日立物流は6月24日、支配株主に関する事項を公表した。
日立製作所の議決権所有割合が30.1%で、SGホールディングスは29.01%となっている。
親会社の日立製作所との間に役務の提供、社標の使用許諾と不動産賃借等の取引関係がある。同社のグループ企業との間には、役務の提供等の取引関係があるほか、グループ企業との間で従業員の派遣と出向者の受け入れを行っている。
社外取締役6名のうち1名が、日立製作所のグループ企業の取締役会長を兼務している。
SGホールディングスとは、グループ企業との間で運送業務等のサービスを相互に提供し営業取引があるが、日立物流とSGホールディングスの間に経営上の支配関係はなく、事業関係の規模、性質に照らして事業上の制約を受けることはないため、独立性は確保されている。
なお、日立物流は、SGホールディングスのグループ企業、佐川急便の株式の20.0%を所有している。