旭化成メディカルは9月13日、大分県大分市の大分工場所有地内に建設を進めてきたウイルス除去フィルター「プラノバ BioEX」の紡糸工場を竣工したと発表した。
＜プラノバ BioEX 紡糸工場＞
バイオ医薬品や血漿分画製剤といった生物学的製剤の製造工程に使用されている親水化ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いたウイルス除去フィルター。
プラノバ BioEXに用いる中空糸の紡糸を行い、組み立ては大分工場と延岡工場で対応する。
工場新設により、旭化成メディカルの「プラノバ BioEX」のフィルター供給能力は、1万m2/年となる。
■「プラノバ BioEX」の紡糸工場概要
立地：大分県大分市（旭化成メディカル大分工場所有地内）
建物：地上2階建て
延床面積：約2900m2
商業生産：2017年10月開始（予定）
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