日本貨物鉄道(JR貨物)は9月14日、31フィートウイングコンテナを40個増備すると発表した。
トラックドライバー不足が深刻化する中、大型トラックとほぼ遜色のない容積を確保し、操作性に優れた「31フィートウイングコンテナ」は顧客の要望が非常に強く、2012年度から2015年度までに投入した100個と合わせて、モーダルシフトのさらなる推進を図っていく。
増備にあたっては、環境優良車普及機構による「モーダルシフトの促進等による低炭素型物流システム構築事業(31ftコンテナ導入促進事業)」の交付決定を受けている。
■増備計画
製作個数:40個
使用開始時期:2016年9月下旬以降
利用対象:トラックから鉄道へのモーダルシフトを図る貨物を対象として利用
主な仕様
コンテナ形式:49A形式
荷重:13.8t
容積:48.6立方m
寸法外寸:長さ9410㎜、巾2490㎜、高さ2605㎜
内寸:長さ9240㎜、巾2350㎜、高さ2237㎜
扉位置:ウイング、片妻開き