日本レコードセンターは10月1日、従業員の健康増進を目的にオリジナル体操を開発し、運用を開始した。
<出勤時間帯別に、庫内作業・ドライバー・事務所員など全従業員で体操>
同社は、労災事故撲滅に向け過去に発生したヒヤリハットも含めた事例を分析した結果、身体が完全に覚醒していない午前に発生する事案が多いことに着目。
始業前の短時間に全員で行う体操が効果的であるとし、オリジナル体操の開発に着手していた。
開発した「NRC安全・安心体操」は、安全衛生委員会が中心となり、神奈川県内各地で活躍する健康運動指導士、高垣茂子氏の監修のもと約1年間かけて3分間の体操が完成。
庫内作業に適した7つの動きで身体の部位別に筋肉をほぐし心身を整える。安全衛生委員を中心としたビデオやポスターも作成、誰でもすぐに習得できる。
今後もさまざまな施策を通じて、従業員の心身の健康増進を図り、一人ひとりが持つ能力を十分に発揮できる職場環境の整備に努める。