日新は10月12日、国際協力機構（JICA）ラオス日本センター副所長、サバナケット大学経営学部長、サバナケット商工会議所事務局長、サワン・セノ経済特区関係者等、訪日ラオス視察団10名の受け入れ研修を10月5日に実施したと発表した。
＜研修会風景＞
研修会は日新の大井倉庫営業所で行われ、前段では「越境トラック輸送（メコンランドブリッジ）サービスの生い立ち」や「サバナケットを起点とした共同輸配送（ハブアンドスポーク物流）の概略」など、日新が展開するラオスでの物流事業を説明。
参加者全員で今後ラオスの物流を如何に発展させるかについてディスカッションが行われた。その後、日新倉庫の現場視察を行い、食品原料や医薬品に対応した高機能温度管理システムや、安全を最優先とするコンテナ荷役作業などを見学して研修を終えた。
研修はラオスのサバナケット地方の工業団地関係者が、日本の生産現場を訪問し、工業団地及び周辺地域の活性化の事例について学ぶことを目的にしており、工業団地内外の物流が大きなテーマとなっている。
日新がラオス地域で行っている、越境トラック輸送や共同輸配送実証実験などの先駆的な物流事例が評価され、今回の研修先に日新が選定されたもの。
