日立システムズは11月17日、日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage(フューチャーステージ)」のサービスメニューに「在庫可視化オプション」を追加したと発表した。
過剰在庫による経費ロスや欠品による機会損失をより効率的に防止することができるようになる。
「在庫可視化オプション」を導入することにより、システムから操作者に対して適正在庫基準の指針が提示され、判断ミスの発生リスクを低減する。
「売れ筋」・「停滞気味」などの傾向ごとに製品を絞り込み、在庫状況に応じたアラートを発することで、在庫の適正化が進む。
発注の数量やタイミングを動的にコントロールしやすくなり、過剰在庫や欠品の抑止が促進される、といった改善を図る。
これまで在庫管理表で管理していた製造・流通業において、在庫状況をリアルタイムに、かつ、視覚的に判別できるため、問題在庫を早期に発見できる。
適正在庫基準の動的な設定により、過剰在庫による経費ロスや欠品による機会損失を改善し、在庫の最適化を図ることができる。
「FutureStage」は、日立製作所、日立ソリューションズ、日立システムズ、日立ソリューションズ西日本の4社が開発・販売してきた中堅・中小規模企業向けの基幹業務パッケージを統合し、業種・業務別に体系化して2013年4月より販売している製造・流通業向け基幹業務ソリューションのブランド。
日立システムズでは「FutureStage」のさらなる拡販に務め、2018年度末までに累計120億円の販売をめざす。