福山通運が2月6日に発表した2017年3月期第3四半期決算によると、売上高1926億4400万円(前年同期比0.3%増)、営業利益94億800万円(11.1%減)、経常利益107億5200万円(10.2%増)、当期利益81億2100万円(2.8%減)となった。
運送事業の売上高は1692億8500万円(0.4%増)、営業利益は91億5700万円(10.3%減)となった。
運送事業は、国内輸送ネットワーク網の拡充、整備の一貫として、12月に大分県下4番目となる佐伯営業所を開設し、輸送サービスの強化を図るとともに、主力の商業小口荷物分野へより注力するため、取扱い荷物の選別を強化し、運賃・料金改定を積極的に行ってきたが、増加するコストを吸収するには至らなかった。
通期は、売上高2546億円(0.0%)、営業利益113億円(14.0%減)、経常利益124億円(16.4%減)、当期利益91億円(8.3%減)を見込んでいる。
鴻池運輸/4~12月の売上高0.5%減、営業利益22.9%増