食品物流のSBSフレックは2月21日、自社Webサイトに、共同配送やモーダルシフトなど最近の顧客ニーズに応えた5事例を追加し、掲載事例数が16件と一層充実したと発表した。
Webサイトでは、食品メーカーの低温物流をDNAとしている3温度帯物流の強みやサービス、ソリューション事例を紹介している。最近の顧客ニーズに応えた事例を一挙に5件作成し、掲載したもの。
追加したモーダルシフト事例は、工場から遠距離の小売業のセンターやデポにトラック輸送されていたフローズン食品をフェリーに変更。顧客は、環境負荷の軽減や輸送コストの削減といったメリットを享受した。
また、共同配送事例では、工場からチルド飲料を小売業のセンターに輸送する際に、SBSフレックの物流センターを経由して他のNBチルド飲料などと積み合わせしたもの。
届け先の共通する複数の製品を共同配送することで、トラック台数の減少(=ドライバー不足対策)、積載率の向上などで配送コストの削減に貢献できる。
追加掲載した事例は、「カップ飲料を工場~センター間で共同配送」、「コンビニ向け氷菓を全国配送、フェリー活用で環境負荷軽減」、「工場内物流のアウトソーシング、原材料荷受けからライン投入、製品出荷」、「冷凍品を冷蔵品に温度帯変更、適温解凍して表示ラベル貼付」、「加工工場から食材を集荷して店舗に供給、3温度帯で一括配送」の5つ。
■Webサイト
http://www.sbs-flec.co.jp/
SBSフレック/厚木市に冷凍冷蔵倉庫オープン、首都圏の食品物流に活用