経済産業省が3月31日に発表した2月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1575万kl、前年同月比1.3%減となり、3か月ぶりに前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(643万kl、前年同月比25.5%増)、アラブ首長国連邦(334万kl、3.9%減)、クウェート(129万kl、0.3%減)、ロシア(127万kl、14.9%増)、カタール(118万kl、36.0%減)、となっている。
中東依存度は85.5%、前年同月に比べ3.0ポイント増と前年を上回った。
燃料油の在庫は912万kl、前年同月比4.9%減と19か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ガソリン、灯油とA重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油、軽油及びB・C重油は前年同月を下回った。
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