キムラユニティーが4月27日に発表した2017年3月期の業績は、売上高469億8300万円(前年同月比2.2%減)、営業利益17億1100万円(12.2%減)、経常利益19億6300万円(1.4%増)、親会社に帰属する当期純利益10億4200万円(2.3%増)となった。
国内における格納器具製品事業の受注減少、自動車販売が落ち込んだことに加え、為替の影響もあり減収となった。
営業利益は、売上高の減収に対し、収益改善活動の展開により原価削減に努めたが、前期よりのマイナス金利による割引率低下に伴う退職給付積立額の増加等の影響もあり減益となった。
経常利益は、持分法による投資利益の増加等により増益、当期純利益は、国内子会社スーパージャンボの「のれん」の減損損失はあぅたが、経常利益の増益と退職給付信託設定益の計上等により、増益となった。
来期は、売上高490億円(4.3%増)、営業利益21億円(22.7%増)、経常利益22億円(12.1%増)、親会社に帰属する当期純利益13億円(24.7%増)を見込んでいる。
キムラユニティー 決算/4~6月の売上高は3.4%増、営業利益42.3%増