アグリホールディングスとゴハンスタンダードは5月17日、日本の食材・農産物の海外市場獲得をサポートするワンストップサービスを提供開始したと発表した。
＜海外市場獲得サポートフロー＞
このワンストップサービスは1か国目シンガポールから提供を始め、JAPAN POINT（後述）の拡大とともに提供地域を拡大していく。
アグリホールディングス提供サービスは、日本の農産物と日本のファンの接点を増やす“場”を確立し、その商圏の消費に合わせた生産・物流体制を整えることで、輸出量を継続的に増やすサービス。
ユーザ情報（行動分析、消費分析）のデータは加盟店舗にシェアをすることで、ビッグデータを基にした戦略的な販売促進と顧客の囲い込みによる更なる流通量増を狙う。
また、日本からの輸出や現地での保管・配送等のロジスティクスから、食品取扱い事業者や飲食店・小売など数百店舗へのリーチや現地メディアを活用したマーケティングまで、ワンストップで顧客のグローバル・バリューチェーン構築をサポートする。
ゴハンスタンダード提供サービスは、日本に居ながら、海外在住の外国人モニター（世界54か国・18万人）に日本食品の試食サンプリング＆アンケート調査を実施できる。自社商品が“売れるマーケット”を事前に把握することで、海外展開の成功確度を大幅に向上する。
■業務提携により実現する事業規模
（現時点での連携事業規模）
展開国数：54か国
（海外）ユーザー数：28万人
（海外）加盟・販売先店舗数：150店舗
（国内）総利用社数：200社
取扱品目数：200品目
年間取扱高：10億円（2018年3月見込）
連携先都道府県数：13都道府県
（5年以内に達成する連携事業規模）
展開国数：100か国
（海外）ユーザー数：100万人
（海外）加盟・販売先店舗数：1万店舗
（国内）総利用社数：500社
取扱品目数：1万品目
年間取扱高：100億円
連携先都道府県数：47都道府県
