ジャストシステムは6月8日、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、 ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2017年5月度)」の結果を発表した。
10代の3人に1人、 20代の5人に1人が、 「再配達問題を知らなかった」と回答。ECサイト(または、 アプリ)で購入した商品の再配達が多いことが問題となっていることについて、「報道内容をよく知っていて、他者にも説明できる」人は49.1%、「報道内容を知っているが、 他者に説明できるほどではない」人は25.8%だった。
一方で、「全く知らなかった」人も17.4%いた。その割合は年齢が若いほど高く、10代が30.0%、20代が20.0%、30代が18.5%、40代が17.5%、50代が13.0%、60代が11.5%だった。
また、ECサイト(または、 アプリ)で購入した商品の再配達が多いことについての報道を知っている人のうち、 84.7%が「問題と感じている」と回答した。
再配達の減少につながると思うサービスについて聞いたところ、最も多かったのが「1回目の配送で受け取れると、ポイントがプラスされるサービス」(39.4%)だった。
調査は、15歳~69歳の男女1100名を対象にしている。調査期間は2017年5月31日~6月5日。