センコーは7月13日、中部地区の物流機能をさらに強化するため、愛知県大口町に「新小牧PDセンター」を竣工した。
新センターは、名神高速道路の小牧ICから2.5kmに位置し、東海地区をはじめ、全国への配送拠点として好立地。
既設の小牧PDセンターと小牧第2PDセンターから約700mの位置にあることから、センター間での連携も図りやすく、効率的な物流サービスの提供が可能。
新センターは両面に37台分のトラックバースを設け、トラックバース上部を倉庫とすることで保管容積を最大限確保している。また、トラックの通路と荷捌きスペースを充分に確保し、センター内でのトラックの機動性と作業効率を高めている。
さらに、桜の植樹、緑化駐車場の設置やLED照明などの省エネ照明システムを完備するほか、屋上には太陽光パネルを設置し、売電事業も行うなど、環境にも配慮した物流センター。
新センター竣工により、小牧・大口地区の物流センターの延べ床面積は、既設のセンターを含め7万m2となる。
今後は、3つの物流センターによるシナジー効果を高め、多様化する顧客の物流ニーズに的確に対応することで、中部地区でのさらなる事業拡大に取り組んでいくとしている。
■新小牧PDセンターの概要
所在地:愛知県丹羽郡大口町伝右2-290-1
建物構造:鉄骨造 高床式4階建て
敷地面積:1万6291m2
延床面積:3万406m2
倉庫面積:2万7152m2
設備:貨物用エレベーター1基
垂直搬送機4基
クライミングレベラー2基
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