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全ト協/女性ドライバー積極採用へ(下)、採用方法は

2017年07月26日/3PL・物流企業

PR記事

全日本トラック協会は7月25日、2016年度における青年部会の活動の一環として実施した、「トラック運送業界における女性雇用促進に関する実態調査」を取りまとめ発表した。

後半部分の概略で、女性ドライバーの定着について、回答事業者の4割が、女性ドライバーは定着していると回答しているが、「どちらでもない」とする回答も同等程度あった。

<女性ドライバーの定着>
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雇用状態別定着状況では、現在女性ドライバーを雇用している回答者では、7割以上が女性ドライバーは定着傾向にあると回答している。過去に雇用していた回答者では、女性ドライバーは定着傾向にあるとする回答は1割未満と低くなっている。

<採用の方法>
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採用の方法では、定着傾向にある回答者は、そうでない回答者と比較して、比較的活発に採用活動を行っている傾向にある。特に、「社員や知人、取引先等による紹介」とする回答の比率が、定着傾向にない回答者と比較して顕著に高くなっている。

採用の工夫としては、定着傾向にある回答者は、採用段階でさまざまの工夫を行っている割合が高く、特に女性活躍や働きやすさをアピールして応募者を惹きつけている傾向がみられる。

一方で、定着傾向にない回答者は、「採用段階で工夫していることは特にない」とする回答の割合が、顕著に高くなっている。

<雇用上の問題>
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<定着への取組>
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雇用上の問題では、定着傾向にある回答者と比較して定着傾向にない回答者は、全ての項目において「問題である」と感じている割合が高くなっている。

特に「代替要員の確保」や「作業の限定化」「勤務体系の考慮」等、業務関連の項目において、差が顕著にみられている。

定着への取組としては、定着傾向にある回答者は、「男女差別ない人事評価、賃金制度」や「柔軟な休暇取得」「女性活躍に係る理解の促進」等に取り組んでいる傾向にある。

反対に、定着傾向にない回答者では、5割以上が「何もしていない」と回答している。

<雇用のメリット>
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雇用のメリットとしては、定着傾向にある回答者は、定着傾向にない回答者と比較して、女性ドライバーを雇用するメリットを比較的強く感じる傾向にある。一方で、定着傾向にない回答者は、「メリットを感じない」とする回答が顕著に多くみられている。

管理者では、管理者が男性のみの場合、女性ドライバーの定着率は42.3%となっている一方、ドライバー経験ある女性管理者の場合は63.9%にのぼっている。

このことから、ドライバー経験のある女性管理者が女性ドライバーの管理を行うことが、定着へとつながる可能性が高いことが推察される。

<経営者として望むこと>
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経営者として望むことでは、雇用状況別に「採用、育成についての勉強会やノウハウ」とする回答が、いずれの回答者においても平均的に多くなっている。

「荷主と一体化した取組」や「職場外のインフラ整備」について回答数が多くなっていることから、女性ドライバーを雇用し活用するためには、社内の取組以外にも、荷主等取引先の理解促進や、連携の充実が必要であることが推察される、と分析している。

全ト協/特定技能外国人ドライバー受け入れへ手引き公開

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