UPSは7月28日、2017年第2四半期の業績を発表した。
売上高は157億5000万ドル、営業利益22億1600万ドル、為替変動の影響を除いた営業利益は23億3000万ドル、希薄化後EPSは1.58ドルだった。
売上高が前年同期比7.7%増となり、それによって1株当たり利益(EPS)は11%増の1.58ドルに改善した。3つの事業部門すべてで商品構成の収益性が向上したほか、イールドが上昇し、営業費用管理が改善した。
米国国内小口貨物部門の利益は13%増、利益率は14.3%に拡大。米国国内小口貨物部門の売上高は、航空・陸上の各輸送サービスの力強い成長により、8.1%増となった。
輸出貨物取扱量は世界の全地域で増加して12%増を達成。国際小口貨物部門の売上高は2.8%増、為替調整後の売上高は8.3%増となった。
サプライチェーン/フレートの全部門が12%の増収に貢献した。
UPSのデビッド・アブニー最高経営責任者(CEO)は「UPSの第2四半期の売上高は前年同期比で大幅な増加、EPS成長率は堅調な水準となり、いずれも当社の計画通りだった。当社は引き続き輸送ネットワークへの投資を行い、ケーパビリティおよび市場でのプレゼンスを高め、グローバルに営業地域を拡大していく」と述べている。