日産自動車は8月31日、国土交通省にアトラスのリコールを届け出た。
不具合の部位(部品名)は緩衝装置(アンカーボルト)。
バン架装車において、荷室架装時の車台側締結位置の指示が不適切なため、荷室前側の車台締結を設計意図と異なる位置で締結したものがある。
そのため、走行中の荷室揺動による前輪サスペンションのアンカーボルトへの入力が大きく、そのまま使用を続けると、このボルトが折損して車両姿勢が変化し、また、折損したボルトが燃料タンクを損傷させ、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
全車両、このアンカーボルトを対策品と交換し、燃料タンク保護カバーを追加する。
リコール対象車の台数は計1440台。不具合の件数は6件、事故は無し。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001199014.pdf