アマゾンは9月7日、川崎市高津区に立地するアマゾン川崎FC(フルフィルメントセンター)に、福田紀彦川崎市長と川崎市立東高津小学校5年生の児童37名を招いた「施設内覧会」を開催した。
昨年8月の開業から1周年を機に、施設内を見学してもらったもの。
今回の施設内覧会の会場となった川崎FC は、国内初の「Amazon Robotics」を導入した物流拠点。
「Amazon Robotics」は、商品棚の下にロボットが入り、棚を持ち上げ、FC内を移動する革新的なテクノロジー。ロボットが商品棚を作業員まで運ぶことにより作業員が歩く必要がなくなることで、商品の棚入れ時間と、顧客の注文商品の棚出し時間の削減につながる。
内覧会では、福田市長と東高津小学校の児童たちが、「Amazon Robotics」を見学し、児童たちからの質問に従業員が答えた。
アマゾンジャパンのジェフハヤシダ社長は、「開業から1年を迎え、福田市長と地元の小学生の皆さんに川崎FCを内覧いただき、大変嬉しく思う。今後も、物流拠点のある地域の人々と連携した取り組みを行い、地域に根差したFCづくりを展開したいと思う」。
福田市長は今回の内覧会に参加して「川崎FCの中は、最新のロボティクス技術と、どの世代の人々にとっても働きやすい環境作りの工夫が随所に見られとても驚いた。日本のAmazon の中でも最新設備が導入された物流拠点が川崎市にできたことを誇りに思う。また、子供たちにもFCの技術、その工程を見せてくれたのは嬉しい」とコメントした。
また、内覧会に参加した東高津小学校の児童からは「人がロボットと協力しながら働いていることがすごいと思った」などの感想が聞かれた。