ヤマト運輸は9月20日、ヤマト運輸とヤマト運輸社員が、昨年6月から7月の労働時間管理における労働基準法違反の疑いで福岡地方検察庁に書類送検されたと発表した。
経緯は、2016年10月福岡労働局より、福岡県内の支店（1か所）における同年6月16日から7月15日までの間の労働時間管理が適正でなく、労働基準法に違反している疑いがあるとの指摘を受けた。
ヤマト運輸は、福岡労働局による調査に全面的に協力し、早急に必要な是正を行ったが、書類送検される事態となった。
同社は、労働基準法をはじめとする関係法令等の遵守、労働環境の改善に労使一体で取り組んできた。
また、今年2月からは、労働環境の抜本的な改革を推進する「働き方改革室」を社長直下の組織として立ち上げ、さまざまな施策を実施している。
今後も将来にわたって顧客に高品質なサービスを提供し続けるために、その礎である社員がいきいきと働くことができる「働き方改革」を経営の中心に据え、全社をあげて労働環境の整備と法令遵守の更なる啓発に努めていく所存、とコメントしている。
