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JCU/30億円投じ、中国で表面処理薬品工場を新設

2017年09月22日/国際

JCUは9月22日、中国の湖北省仙桃市に技術サポート機能を備えた表面処理薬品の工場を新設すると発表した。

2018年3月に着工、2019年10月に製造を始める予定で、総投資額は1億8000万元(約30億円)。中国ではJCU初の工場となる。

新設する中国工場は武漢から車で1時間半ほどの湖北省仙桃市高新技術産業開発区新材料産業園に立地し、2017年10月に現地法人「JCU表面技術(湖北)を設立する。

工場は2階建てで、敷地面積5万6695m2、床面積2万3000m2。従業員は19年15人、21年25人、25年以降29人を計画している。JCUの現地生産工場は韓国、タイ、ベトナム、メキシコに次いで5か国目になる。

グループ売上高の約30%を占める中国市場で技術サービス体制を強化するのが狙い。生産予定量は2019年500トン、2021年2900トン、2025年4300トンを見込み、2025年には中国での自動車・電子向け総販売量予定9400トンのうち、46%を新工場から供給する計画だ。

JCUは今年8月、約4億5000万円を投じて台湾の桃園市に新社屋を建設し、台北市と桃園市に分かれていた現地法人を統合。今後、日本国内のみならず、海外市場での迅速できめ細かな顧客サポート体制を構築するとしている。

■子会社の概要
商号:JCU表面技術(湖北)
所在地:中華人民共和国湖北省仙桃市
事業内容:表面処理薬品の製造、販売およびめっき試験加工および分析等技術サービスの提供
資本金:1億8000万元
設立:2017年10月(予定)
持分比率:JCU100%

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