住友商事は9月21日、ベトナム ビンフック省(ハノイ市北)で開発を進めている第三タンロン工業団地(以下:TLIPIII)の着工・販売開始した。
2015年に設立したTLIPIIIは、ベトナムにおける三つ目の工業団地で、ハノイ中心部から44km、車で50分北上したビンフック省に立地している。
今年9月にはベトナム北部の主要港であるラックフェン国際港(2018年開港予定)へのアクセス道路・橋梁が開通し、周辺インフラの整備が進んでいる。
現地の許認可申請等の行政手続きからその後の操業までサポートし、入居企業へ質の高いサービスを提供する。
開発面積は最大約213ha、総事業費は100億円超を予定しており、2018年より操業を開始する予定。
住友商事では、1997年にベトナムにおいて最初の工業団地事業、タンロン工業団地(TLIP)を開始し、2006年にはフンイエン省に第二タンロン工業団地(TLIPII)を開業し、第一期は既に完売している。
TLIP・TLIPIIの開発面積は合計約620ha、現在約173社の企業が入居している。中小企業のニーズに応え、進出時の初期コストを抑えることができるレンタル工場も合計11万hm2まで増床した。
■TLIPIII概要
事業主体:Thang Long Industrial Park (Vinh Phuc) Corporation
出資比率:住友商事100%
所在地:ベトナム ビンフック省(ハノイ市中心部から北44km)
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