ヤマト運輸は10月18日、羽田クロノゲートにおいて、仕分け作業に携わるスタッフのモチベーションと品質向上を目的に「ベースマスターズ2017」を開催した。
全国に69か所ある宅急便などの荷物の仕分けを担当するベース店(物流ターミナル)には、フルタイマー社員・パートタイマー社員などを合わせて、作業担当スタッフが約4万2000名在籍している。
この作業担当スタッフが日頃の業務のなかで積み重ねた技能や取り組みを全国規模で披露する機会を創出することで、社員一人ひとりのモチベーションを高め、小集団で業務改善活動を行う「ベース・グループ・マネジメント(BGM)」の取り組みを活性化させ、仕分け作業の品質を向上することを目指して2015年より全国大会を開催してるもの。
ベース品質技能コンテストには、各支社代表3名、計30名が出場。年末繁忙期の初日に、新人作業担当スタッフがいる場面を想定し、声掛けなどのチームワーク、丁寧な荷扱い、正確性、安全性、所要時間などの効率性について審査。
BGM改善活動発表会では、各部門3グループ、計9名が出場。ベース作業の改善活動について発表し、活動の自主性、創意工夫、全員参加、継続性、水平展開性などを審査した。