ハマキョウレックスが10月27日に発表した2018年3月期第2四半期決算によると、売上高502億1800万円(前年同期比1.9%増)、営業利益41億600万円(6.8%増)、経常利益43億7200万円(8.5%増)、当期利益25億2100万円(7.7%増)となった。
物流センター事業の売上高は、251億6000万円(0.4%減)、営業利益は、27億100万円(12.3%増)となった。
減収の主な要因は、物流センター運営の充実と前年度までに受託したセンターが順次業績に寄与したものの、事業の選択と集中を図り、収支構造の見直しを行ったことによるもの。
増益の主な要因は、前期稼働センターの庫内改善と新規業務開始によるもの。
貨物自動車運送事業の売上高は、250億5800万円(4.3%増)、営業利益14億100万円(2.4%減)となった。
増収の主な要因は、物量等の増加と前年度に連結子会社を取得したことによるもの。営業利益については、売上高が増加したものの、燃料単価上昇による燃料費の増加と外注費の増加等により減少した。
今後は、特別積合事業において、運賃値上げの交渉を引き続き実施していく。7月より愛知県豊橋市にて3か所目となる同業他社との施設の共同利用と配送を開始している。今後も同業他社との取引を拡大し、業務の効率化を進めていく。
通期は、売上高1050億円(5.9%増)、営業利益98億円(23.3%増)、経常利益100億円(18.8%増)、当期利益57億円(12.8%増)を見込んでいる。