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大宝運輸/4~9月の売上高4.5%減、営業利益11.8%減

2017年11月01日/決算

大宝運輸が11月1日に発表した2018年3月期第2四半期決算によると、売上高は43億8200万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は1億9400万円(11.8%減)、経常利益は2億800万円(12.1%減)、当期利益は1億4700万円(6.8%減)となった。

貨物運送事業は、2017年9月4日に愛知労働局長より、違法な長時間労働について是正指導を受け、社名が公表された。その後、指導内容を真摯に受け止め、代表取締役を委員長とする社内プロジェクト委員会を立ち上げ、長時間労働を撲滅すべく一部取引の解除、「荷待時間」の短縮要請、労働時間を日次で管理できるシステムの構築など具体的かつ実現可能な対策を推進した。

その結果、是正指導後の2017年10月度には、1か月当たり100時間を超える時間外・休日労働を行った乗務職員は0名となり、労働環境改善に向けた成果は得られている。

売上高は前年同四半期と比較して若干減少した。経常利益は、燃料費の増加、設備投資等の影響により減益となった。

通期は、売上高83億円(5.8%減)、営業利益は3億円(4.6%減)、経常利益は3億円(11.6%減)、当期利益は1億7000万円(27.0%減)を見込んでいる。

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