クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は11月14日、日本の物流施設に関する定期レポートを創刊したと発表した。
これにより2017年第3四半期からオフィス、リテール、インベストメントに加え、4セクターに渡る市場動向を四半期ごとに提供する。
世界中の主要市場のセンチメントを四半期ごとに追跡分析するデータシリーズ(Data Into Action)「マーケットビート」は、C&Wの刊行物の中でアジア太平洋で最も読まれているレポート。経済指標、賃料・空室率動向、取引量、直近の取引事例などを届け、不動産の意思決定を手伝う。
創刊号のハイライトでは、「物流コストの増加は始まっている」「外環・16号エリアの賃料が引き続き高水準で推移」「人材確保の容易性によって物件の選別が始まっている」などが掲載されている。
創刊に当たり、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド日本法人の鈴木英晃リサーチ・ディレクターは「Eコマースに支えられ急速に成長してきたのが物流セクター。今後もさらに発展していくことが予想され、物流施設スペックも新しい時代・ニーズにあわせ変化していくと考えられる。今後、物流セクターの変革を同レポートで取り上げていく」と説明している。
■日本の物流施設定期レポート
http://www.cushmanwakefield.jp/ja-jp/research-and-insight/2017/mb-logistics-q3-2017/