三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は11月20日、FUSOの海外向けノックダウン(KD)出荷台数が200万台を達成したと発表した。
MFTBCは海外14か国(2017年10月末時点)で小型・中型・大型トラックと小型バスの現地生産を行っている。
川崎市中原区の川崎製作所と部品サプライヤーから部品やコンポーネントをKDセンターに配送、梱包しKDキットとして出荷している。厳格な社内プロセスと最新のシステム、監査を通して高水準の品質を保っている。
今月には新たにナイジェリアで小型トラック「キャンター」のKD生産が開始した。現地販売代理店CFAO社の工場で年間500台の生産が可能になる。
MFTBCは1990年代に同市場参入以来、信頼性、耐久性、メンテナンスコストの面で優位性がある「キャンター」は市場で定評があり、KD生産を通して更なる拡販を目指す。
KD部品を梱包し出荷を行う川崎市の「東扇島KDパッキングセンター」で記念式典を行った。