郵船ロジスティクスは11月27日、温度管理機能を完備した物流施設を江東区新木場に開設し、10月1日から営業を開始したと発表した。
都心へのアクセスの良い立地で、医療機器関連品をはじめとする付加価値の高いコントラクト・ロジスティクスサービスを提供する。
開設した新木場ロジスティクスセンターは、首都高速湾岸線の新木場ICから約2km、京葉線・りんかい線の新木場駅から徒歩15分と好立地にある。
都内各所へのスムーズな配送サービスの提供が可能になる他、成田・羽田空港と東京・横浜港へのアクセスも良いことから、輸出入貨物の集約拠点としても対応できる。
5階建てで延床面積約5700m2の同ロジスティクスセンターには、1階を除く全階で医療機器関連品に適した温度管理が可能。安全面に関しては、施設内の中央監視システムで、顧客の大切な商品を24時間365日監視できる体制をとっている。
また、医療機器関連品のコントラクト・ロジスティクスサービスを提供できるよう、高度管理医療機器等販売業・貸与業の許可を取得しており、さらに、今年中には医療機器製造業の登録を予定している。
市販の医療機器については保管・配送拠点として対応でき、また、輸入医療機器については検品・検査を含めた高度な保管サービスを提供する。
郵船ロジスティクスは関東地域で、成田、市川塩浜、平和島の3か所にロジスティクスセンターを有し、在庫管理や流通加工など各種ロジスティクスサービスを提供している。
新木場ロジスティクスセンターの稼動により、コントラクト・ロジスティクス事業を更に強化し、あらゆるお客様のご要望に合わせた付加価値の高いサプライチェーン・ロジスティクスサービスを提供していく。
■施設概要
名称:新木場ロジスティクスセンター
所在地:東京都江東区新木場1-10-18
倉庫面積:約5700m2
ライセンス:高度管理医療機器等販売業・貸与業
医療機器製造業(予定)等
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